8月8日、南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震への注意を呼びかける臨時情報が発表されて、お盆休みはそれに備える準備をしました。
といっても、自分は過去2011年3月11日に東京の赤坂で東日本大震災を経験しているので、それ以来、その備えは、常に意識的しているので飲料水を買い集めに奔走したりはしていませんが・・。
備蓄しておいた缶詰めの賞味期限を確認したり、棚を整理し直して、商品が落下損壊したりしないようにとか、飛散防止のため、以前に貼り残したガラス窓にプロテクションフィルムを貼ったりと。いわゆる二次災害防止策ですね。
他には電気アバルトを充電したり。自然災害時においては大容量バッテリーを積んだEV車って重宝する気がします。
ひと段落して近くのSMやGMSへ行ってみると、水や飲料系はほぼ空の状態でした。食料品はもちろん、ティッシュペーパー、ごみ袋や乾電池、段ボール等々、全て完売。
東日本大震災の時は首相官邸を見下ろすエリアに住んでいたので電気水道ガス関連のインフラは直ぐに復旧しましたが、南海トラフ巨大地震の規模を想定するとインフラが復旧するには3週間を要するはずで、一瞬買い占めたような備蓄量ではとても足りないと予測しています。
愛知県は南海トラフ重点エリアという地域性もあるのか、思い当たる備品は全てナッシング。ちょっとしたパニック状態。その空になった棚をよーく見てみると、どれも値段の安いものから無くなっているのが印象的。
このお盆休みは、災害対策費用で相当なお金が使われたなって感がします。
SMやGMS、ホームセンターで我先にと買い占めるのって人の本性が出てしまうし、日ごろから備えておくことが慌てずに済むし、備品もコツコツ貯めておけば突発的に多大な出費をしないで済むと改めて実感した次第です。