移り変わり

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アバルトのガソリン車はファイナルエディションが出て、いよいよ時代の幕が下りようとしています。

その移り変わりの中で感じているのが、仕様の変更。

弊社のアバルト695トリビュート131ラリーもそうでしたが、微妙に使用されている各部のパーツが違っていました。

例えば

変わったのが、シフトノブのシャフト。このシャフトにビポストのシフトノブはアダプターが合わないので装着が不可になりました。BIPOSTOシフトノブ単体は供給されるはずなのでCAEウルトラシフターには当面大丈夫と推測。

他には

アンテナ。現行のモデルはこのルーフアンテナキャップが装着されています。

これらの仕様変更はディーラーさんでもいつから切り替わったかはっきり認識出来ていません。

こういった切り替わりは戦争の影響等で物資の調達等が困難になって仕様が変わったモノもあれば、コストダウン目的などがその理由として挙げられると想像いたします。

この切り替わりといよいよガソリン車が終焉を迎えるタイミングで従来手に入ったパーツが終売になる状況になってまいりました。

この画像の赤い○の箇所はBIPOSTOシフトノブをスタンダードなアバルトに取り付けるイタリア製のアダプターですが、これは既に終売となってます。

そして

いま供給されているガソリンアバルトはサソリのルーフアンテナキャップ仕様(アンテナはリアのサイドガラスに埋込み式)に切り替わっていますが、これの影響を受けて595のルーフキャップアンテナと695BIPOSTOのルーフアンテナキャップは残り供給されるけど、受信ユニットはもう入手不可です。(前にブログでルーフアンテナの値上がり情報を発信しましたが、一気に飛び越えて販売そのものが終わりました)

この傾向は少し前のモデルに対して、切り捨て感を抱いてしまう様な気もしますが、フランスに本部を置くステランティスGの意向はイタリアのフィアットやアバルトにも及んでいる模様です。これは今後次第にフィアットやアバルトもステランティスG内でブランドの垣根を越えた兄弟車が増えていくような危機感も覚えます。

ということで、ガソリンアバルトへの魅力は今後更に高まっていくと思いますが、と同時にこの先、ガソリンアバルトは市場で中古しかない、年を追うごとに古くなる一方で絶対数は少なくなる。かといって流通台数は少なくないので、バリバリの中古が高値プレミアムが付くになることは無いという宿命を背負うことになります。

#unliomitedpartssales

#ABARTH