SUPER SEVEN7

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

弊社では2024年新たな取り組み案件としてスーパーセヴェンのパーツ開発に着手したのは先般ブログにてご紹介させていただきました。

スーパーセヴェンを愛機として乗り倒した自分にとって、夢にも仕事としてこれに関わるとは思っていませんでしたが、この経験があって何の迷いも抵抗もなく開発が出来ることに「人生、無駄は無い」と思えます。

スーパーセヴェンってアバルトやフィアットよりずっと少数派だけど、YouTubeなどで検索すると結構ネタはアップされているようで驚きました。単なるネタとして、なんちゃって系の軟弱なチャンネルもあるけど・・馬鹿にしてる感があって好ましくない。スーパーセヴェンって軟弱な人は乗れない代物なのです。

で、パーツのお話。

平織りカーボンベースにルーバーはFRPのハイブリッドのボンネット。標準のアルミボンネットには熱を排出するルーバーが備わっており、ここが肝心な所になります。手抜きしてルーバーを無視して真っ平らに成型するとか、ルーバーの箇所を残すには、その形状からしてここはカーボン成形出来ないので他社ではここに被せのエアダクトもしくは四角く穴を開けてメッシュグリルを設けたりしています。

メッシュグリルだと雨天走行ではエンジンに雨がかかったりするし、エアダクト仕様は見た目に不格好だし。ここを避けて通る手法(仕様)は単なる手抜きのごまかし仕上げになります。これスーパーセヴェンが好きで雨の日も風の日もヘルメット被ってでもと実際に乗り倒した経験が無くて「単なる仕事で作ろうとするとこうなるよね」って例です。

ってことでルーバー部分をFRPで成型し、ちゃんと穴を開けて熱気を排出する構造にしました。

実際このルーバーは64個も有るので、馬鹿みたいに手間暇を要しますが、この辺は手抜きしないのが弊社のこだわり。

画像でわかるようにカーボンとFRPのハイブリッドでトータルの仕上がりぶりはどうなのよ!!??って思われるかもしれないけど、ちゃんと対策案は考えてあります。

あまり見せるとネタバレするので披露しませんが、仕上がってボディに取り付けたときはめちゃめちゃかっこよくて映えるの間違いなしかと。

手間暇かけ過ぎとこだわりが強すぎて、気分的には売れない儲からないアーティストの気分です。

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