ついに

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NEW ABARTH 500eの10月デビューがリリースされました。

ローンチエディション『Scorpionissima』の予約も公表されています。

ここからは私の勝手な想像です。責任は持てませんが、これでほぼガソリン車最後の限定車の芽は消えたと思って良いのではないかと思います。

もう完全にEV車への切り替えが決まっていて、物資が足りない状況下で生産効率を重視すればガソリン車の限定を用意することは極めて不効率なのは一般の社会人であれば想像は容易のはずです。物資が足りないって事に日本人は未だ全くピンと来ていないけど、今日現在、海外には今までなんとか流通していたパーツも今は全く無いといっても過言では無い状況なのです。(だから弊社は殆どソールドアウト 苦笑)

ローンチエディション『Scorpionissima』は早めに予約を取って、来年年越しでデリバリーが開始されると予測します。

前にもお伝えした通り、自動車業界にとって変革の年であることに間違いはありません。

EV車への切り替えはインフラが整っていないのと航続距離、価格、販売方法の課題など、懸案事項ばかりです。

EV車は当面、既存のアバルトオーナーとは一線を画した全く新しい感覚の方々が買うのではないかと思いますが、アバルトEV車の価格を予測するとパッケージングとしては、競合他社と比較するとかなり苦戦を強いられるのではないかなと。

販売価格はわかりませんが、メーカーは車が返却されたときのリスク。つまりバッテリー交換のコストを見込んで販売価格を設定しているように思えます。例えばFIAT500だと、ガソリン車のFIAT500の販売価格は200万円程度に始まって今では300万円。新型の500eは剛性や質感が上がってガソリン車の1.25倍程度の車格と品質に仕上げられて400万円。これに車両返却時にバッテリーを交換して再販すると+100万円。これがFIAT500eの500万円の数字の想定根拠になります。アバルトのEV車いくらになるのでしょうか。想像は出来るけど、ここに記すのは止めておきます。

これも全くの想像ですが、多分、いまディーラーではアバルトの新車販売は国内在庫車に的を絞って販売している筈です。だっていまガソリン車のオーダーを受けて、この先一年後に製造デリバリーされる保証は無いし、物資の確保やコスト高、生産効率が下がる等々の見越せば、オーダーを受けるリスクがデカすぎるからです。

パーツに関していえばEV車系のハードパーツはかなり弱くなると思います。全てが電子制御で一元管理されるとエラーが出てしまうしで、せいぜいホイール位かなと。サスは・・・うーん、そこまでするのって感じ。理由は返却するから。完全消耗で3年、5年のスパンで返すのにそこまでするのかなと疑問です。

ドレスアップ系はカジュアルに樹脂系で簡単に取り付け、取り外しが出来るものがチョイスされるのではないかなと。EV車でカーボン系って、想像力に乏しい私にはそのイメージが描けません。

いずれにしても新旧交代の間でしばらくは誰にも予測できない混とんとした日々が過ぎるのだと思います。

#UnlimitedPartsSales