ローマは一日にして成らず

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は弊社の製品が念願の海外進出を果たしたご報告です。

既にSNS等で目にされた方もいらっしゃるかと思いますが、「あれっ???」って思われた方、見たことある画像だなぁって方もおられるかなと。ご覧になっているのは弊社のROSSO ABARTH595の画像。

ちょっと前からリークされていましたが、弊社の画像を用いてSNSでプロダクトの案内が開始されています。EU圏で販売が始まりました。

弊社のブログをご覧いただいている方はご記憶有るかと思いますし、都度、意思表明していますが、もともと弊社はオリジナルパーツを海外で販売することが第一の目標です。もちろんメイドインジャパンの製品に加え、反面、為替が有利なタイミングではEUでオリジナルのパーツを作って日本で販売するという手法も取ってきました。今流行りの二刀流ですね。

海外を視野にしている理由はフィアット・アバルトの流通台数。決して日本を軽視しているわけではありませんが、日本と海外とでは乗られている台数、つまり分母の数が違います。これがビジネスとして捉える最大の理由。

とは言え、いくら海外で日本の製品の評価が高いとはいえ、作れば簡単においそれと売れるものではないのが現実の世界。特にアバルト・フィアットパーツでは海外勢の方が百戦錬磨なので彼らは商品を見る目が厳しいのです。(TVで見ているとクオリティが高ければ売れると安易に勘違いしてしまいますが、現実はそうそう甘くない)

日本の名だたるブランドが未だ海外へ進出しきれていないのは気が付いていない課題が残されているから。

弊社の製品は価値創造を基に開発しています。場合によっては奇異に映るかもしれませんが、無いものを創り出すってことに価値を見出しています。

ご存知の通り、日本の企業で知られていない会社が海外では有名って話はザラにありますので、弊社もその一つとして、日本のお客様を大事にしながら、地道にコツコツと小粒でもピリリと辛い存在となりたいと思っています。

ひとつ思うことは、きっと弊社のことをご存じない日本のお客様が海外から購入するシーンがあるとするとちょっと複雑な気もしますけど、お客様自身がご満足いただけて帰国子女って思えば、それも価値の一つなのかもしれません。

まだ門戸が開いたばかりで、ローマは一日にして成らずの通り、日々の積み重ねを大事に進めて参ります。

#UnlimitedPartsSales