現物在庫があれば買いの一手

先日、お知らせいたしましたMAGNETI MARELLIの価格改定。

弊社ではお客様よりたくさんの駆け込みのご注文を頂きました。ありがとうございます。昨夜、本国へオーダーを済ませましたが、一部のご注文につきましては欠品になってしまうものもあり、お待ちいただくことになります。何卒ご容赦ください。

さて、事前情報として10%の値上げとご案内いたしましたが、結局、正式にはマフラー類は18%の値上げとなりました。その他については5%です。

一昨年から比較すると今やマフラーは30万円台。AKRAPOVICはもう40万円台に迫ろうとしています。

材料の高騰、エネルギーコスト、為替や送料の値上げが主たる要因ですが、なにより材料がひっ迫している状況は当面続きそうです。

それはどこのサプライヤーでも同じで、1月に値上げしたSforzaは生産の目途が立っていないパーツも多々あります。特に大型サイズの商品は原料事情から縮小(終了)せざるを得ない状況です。これは今後更に拡大すると予測しています。

残念ながら一旦上がった価格が以前の価格に戻ることは無いに等しいのは世の常ですが、いまは値段もさることながら、状況によっては今後継続して生産される保証は全くありません。一瞬先は闇。部材が調達できない→価格高騰→商品の見直し→生産中止(終了)と負のスパイラルは今後拡大する可能性が大です。

日本は対岸の火事感覚がまだまだ強いけど、海外の危機感は相当なもの。彼らの悲壮感が伝わってきます。武器だけじゃなく、それを運ぶトラックや列車の生産も優先されるのです。コロナと同様に軍備増強で完全に世の中は変わりました。

どうしても見方、思考が俯瞰的なのは商社感覚が抜けきらないからかもしれませんが、辛辣かもしれないけど、どうしても欲しいパーツは在庫がある内に買っておくのがベスト。
今回オーダーされたお客様は賢明なご判断をされたと思います。

ご注文ありがとうございました。

#UnlimitedPartsSales