ABARTH リアディフューザーの検証

今日は以前から描いていたアイデアを実際に試してみました。

リアディフューザーのインサートが装着される箇所をメッシュ化するアイデア。

妄想だけでは具現化は進まないので実際に試してみます。

このリアディフューザー、走行中にリア後部に溜まるエアを効率よくダウンフォースを得ながら抜くという役割を果たす意味もあります。

高速で走行していると後輪タイヤ以降のリアの後部形状は、例えるとパラシュート的にエアが溜まるのでそれを適度に抜いてやらないと空気抵抗となってサーキット走行ではタイムが遅くなってしまうし、燃費も下がるのです。でも溜まるエアはダウンフォースを得る役割も担っているので抜けが良すぎてもNGになってしまいます。これってレースの世界では常識の課題で特許案件。常にその追及が行われているのです。

如何に効率よくエアを抜きながら同時にダウンフォースも得ることがポイントになります。これは市販車にも当てはまります。

アバルトのリアディフューザーにはインサート(スプリッター)が付いていますが、この箇所をエアアウトレットとしてエアを抜いてやることで空気抵抗が下がるのです。

ダークにハーフブラック化されたメッシュは見た目もレーシングライクな雰囲気を醸し出し、スタンダードのルックスから大きく変わって質感もUPさせるドレスアップ効果も同時に得ることが出来ます。

今回は描いていた妄想からラフな検証でしたが、一歩前進して質感や作業上の課題についても検証することが出来ました。

また時間があればコマを進めて、この先を見据えていくつもりです。

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